リボン草
リボン草 Ribbon
grass (Phalaris arundinacea var. picta) イネ科クサヨシ属
その名の通り、リボンのような草。庭に植えて観賞される多年草。ヨシ・葦に姿かたちが似ていますが、背丈はずっと低く1メートルくらい。
図鑑には、「葉を切ると、切り口に血のような赤い色が見られる」ことから「血草・ちぐさ」と呼ばれる、とありますが、そういう目で観察したことがありません。 |
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(バリー家の庭に咲いていたのは)バラ色のブリーディング・ハーツ、真紅のすばらしく大輪の牡丹、白くかぐわしい水仙や、棘のある、やさしいスコッチ・ローズ、ピンクや青や白のおだまきや、よもぎや、リボン草(ribbon grass)や、はっかの茂み、きゃしゃな、白い羽根のような葉茎を見せているクローバーの花床、つんとすましかえったじゃこう草の上には、燃えるような緋色の花が真っ赤な槍をふるっている…… 『赤毛のアン』 第12章 おごそかな誓い
((There
were rosy bleeding-hearts and great splendid crimson peonies; white,
fragrant narcissi and thorny, sweet Scotch roses; pink and blue and
white columbines and lilac-tinted Bouncing Bets; clumps of
southernwood and ribbon grass and mint; purple Adam-and-Eve,
daffodils, and masses of sweet clover white with its delicate,
fragrant, feathery sprays; scarlet lightning that shot its fiery
lances over prim white musk-flowers; a garden it was where sunshine
lingered and bees hummed, and winds, beguiled into loitering, purred
and rustled.) |
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カナダ、バンクーバー スタンレー公園で 後ろは樅の木。 |
私の庭で (しつこく増えます) 抜いても抜いても抜いても・・・ ∞
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背が高くなるので、 おそらくバリー家の庭では、花壇の後ろに植えられ、前面の花の色を引き立てる役目を果たしていたことでしょう。 |