アメリカナデシコ
アメリカナデシコ Sweet
William (Dianthus barbatus) ナデシコ科ナデシコ属
アメリカナデシコは、和名はセキチク、ひげなでしこ、美女なでしこ。ヨーロッパ中部やロシア西部原産のナデシコで多年草。苞の先が髭のように長い(総苞)のでヒゲナデシコとも言い、美女ナデシコの名前は小さい花が丸く集まって咲く花が美しいことから。バーベナを別名美女桜・ビジョザクラと呼ぶのと同じです。 |
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(柳風荘の庭は)小径のへりはたいそうきちんとした、整然たる花壇となっており、リボン草やブリーディングハートや、鬼ゆりや、アメリカなでしこ(Sweet-William)や、よもぎ、花よめ草(bride's
bouquet)や、紅白のひな菊、それにリンドのおばさんのいわゆる「芍薬」が植わっていました。 『アンの幸福』 最初の1年 (The path was edged by very prim, well-ordered beds of ribbon grass and bleeding-heart and tiger-lilies and sweet-William and southernwood and bride's bouquet and red-and-white daisies and what Mrs. Lynde calls 'pinies.') |
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pinky の名前にしては赤味が強い花 | セキチク、紫色のポリジ、キンレンカの葉、ビオラの花。 |
ああ、この柳風荘の庭は、『赤毛のアン』のバリー家の庭の様子に良く似ていますね。『アンの幸福』に出てくるパティの家の庭は、もっと昔風の庭でした。 |
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古い年は雪もない薄暮のうちに、石竹色をおびた黄色の夕日とともにしずかに去ったのではなく、はげしい吹雪と共に立ち去ったのである。 『アンの愛情』 第8章
この部分の原文は: |
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pinky ・・・この言葉に引っかかりました。 |