秋から冬への花

 

春の初めの恋の季節に間に合うように、シジュウカラに新しい巣箱をプレゼントします。
入り口の穴の直径は2.5センチ。
これより大きいとスズメに乗っとられてしまう。
さて、太ったシジュウカラはどうするのか?
 

 雪が降ると
 ようやく庭仕事から
 解放される。

ヤブコウジ 
    (ヤブコウジ科)

万葉集には<
山橘 夜麻多智婆奈>と表記されてます。

秋に赤く実が熟し、春まで落ちません。緑の葉陰に赤い実が目立つ、可愛らしい蜜柑。
柑子とは蜜柑類のこと。
ユズ 柚子 (ミカン科)

柑橘類の中で耐寒性が非常に強く、那須でも大木に育っている木を見かけます。「柚子の大馬鹿18年」、と言われるくらい生長が遅く、カラタチの木に接木をして育てます。
「木守柚」の風習も残ります。
カラタチ 枳殻 
              (ミカン科)

棘があることから、古代から生垣に使われていました。
「♪からたちの花♪」は、春先、葉が出る前、まんまるの蕾をゆっくり膨らませて花を開きます。実は秋に黄色く熟し、独特の香りがします。
 ハツユキカヅラ 初雪葛
 (キョウチクトウ科)
定家葛の園芸種。
ただ今アントシアン増殖中。
秋には真っ赤に色づき、寒さに変色し、それでも春には再生するのです。
藤原定家と式子内親王の秘めた恋の悲しさを感じますか? 
メジロとヒヨドリのために

これでも立派な「グリーン・ゲイブルス」。

松林のなかで緑とオレンジの補色が揺れてます。
クマザサ 隈笹 (イネ科)

越冬する時に葉が枯れて灰色の隈取りになることから、隈笹と呼ばれるが、変異が多く弁別に手間取ります。
風にさわさわと鳴る音で、冬の寒さや寂しさがいや増すのです。
ヤツデ  ウコギ科

秋から冬にかけて花を咲かせる数少ない植物のひとつ。八つとは数が多いという意味。別名天狗の羽団扇・てんぐのはうちわ。でっかい葉。

ウスタビガの繭 
             (ヤママユガ科)

ウスタビガ(繭). 別名, ツリカマス、ヤマカマス、ヤマビシャク。秋に羽化するので冬に残った繭が見られます 空き家。
自然が作り出す色に感嘆する時。

難を転じて福となす。

表鬼門(北東)には白南天を、裏鬼門(南西)には、赤南天を植えると、神様が家を守ってくださるそうです。
開運の道が裏鬼門--表鬼門らしいのです。 知らなかった。
ミヤマホオジロの雄。冬鳥
(深山頬白Emberiza elegans)
  スズメ目ホオジロ科

デッキにやってきてあたりを睥睨する、黄色い冠羽のおしゃさん。雌はおっとり顔で可愛い。
学名の通り、裏庭をエレガトに歩き回ります。
椎茸の駒打ちをするのは、真冬から春にかけて。
駒を打ちこんで寝かせ、水をかけ、天地返しをし待つこと二年
-----出てくる出てくる。

この椎茸菌の名前は、「勇次郎」君。
雪の日に必要なものは:

読むべき本、おしゃべりする友人、食料、整理すべきデータ、望遠鏡(鳥を観るため)シジュウカラのためのピーナッツ 、雪かき用のスコップ。
    

    観葉植物の
    冬越しは
    難しい。

那須茶臼岳(1915m)

家から徒歩で約15分。朝の散歩でこの場所まで来るひと休み。晴れた日には、噴煙がみえます。
手前の杉の林が♪の連なりに思えるのです。
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