万葉の植物 たまかづら を詠んだ歌 2012.9.16 更新 |
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![]() 日本全土に分布するユキノシタ科の蔓性植物。根から気根を出し樹木や岸壁に着生して這い登り、アジサイに似た白い花を多数咲かせます。 周囲の4枚の花びらは装飾花(ガクが花びら状)。真ん中の白いのは両性花、種が出来ます。 良く似た花にイワガラミがあり、これは装飾花が2枚だけ。花期はアジサイと同じ頃、6から7月。 ユキノシタ科だけあって、新芽はテンプラに、お浸しに。とても美味。 普通に見かけるのは、イワガラミ。 左写真は、尾瀬への道の途中、楢の大木の20mくらいの高さまでよじ登り、花を咲かせていました。したがって焦点をあわせることができません。 初夏の風に葉をひるがえらせ、蔓全体を揺らせている様子は、まるで神がかり。 下の歌の「ちはやぶる神が付く」という表現がすとんと心に落ちます。 ![]() |
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