檜扇は宮中で使われる檜の薄い板で作られ、儀礼に用いられたもの。 このヒオウギの根元から出る葉は、広い剣状で葉が扁平に互生し、見たところ檜扇に似ています。 ヒオウギそのものが詠まれることは無く、ぬばたまの黒い実を、黒、夜、暗、夢、闇、夕、髪などの枕詞して詠まれています。