ヒース
ヒース ヘザー Heather (Calluna
vulgaris ツツジ科カルーナ属 )
ヒースは、ヨーロッパからロシアのウラル山脈、北アフリカ原産のツツジ科の植物。
荒涼とした大地に広がって咲くヒースの小さい花は、想い出のシンボルとされ、英米小説によく登場します。 |
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「ああ、それで思いだしたんだけど」とジョシーが言った。「クィーンにも結局、エイヴリー奨学金が出ることになったんですって。・・・・・・ エイヴリー奨学金! アンは胸が高鳴り、野心の地平線がたちまちのうちにひろがるのを覚えた。・・・・・自分がエイヴリー奨学金を獲得して、レドモンド大学の芸術科にはいり ・・・
『赤毛のアン』第34章 (For the Avery scholarship was in English, and Anne felt that here her foot was on native heath.)
「ヒース(heather)ですって?」と、アンは叫んだ。「ヒース(heather)はアメリカには生えないんじゃないの?」 ("Speaking of romance," said Priscilla, "we've been looking for
heather -- but, of course, we couldn't find any. It's too late in
the season, I suppose.""Heather!" exclaimed Anne. "Heather doesn't
grow in America, does it?"
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イギリス、ヨークシャー |
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スイス、グリンデルワルト |